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㉖水も滴るーーいい男?

 ……って!! 「つきや、うわっ」  俺、また月夜に支えられてるじゃないかっ!!  接近している体を慌てて離そうと月夜の胸板を押す。 「あ、ちょっと!! 危なっ!!」  月夜が言い終えるか否や、俺の体は自分の起こした行動によって池へと……。 「うわああああ」  ……落ちた。  それはそれは盛大に、ボチャンッと大きな水音を立てて……。 ――第二話・水も滴るーーいい男?・完――

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