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アクティブレスト 4
目が覚めた時、やはり逸はいなかった。
良くも悪くも動かない気持ちを抱えてベッドを出ると、洗濯かごに洗い物が増えているので一応帰っては来たのだとなんとか分かる。
せめてそれくらいはさせろと敬吾が半ば強引に約束させたものだった。
保温しておいた白米と味噌汁も食べたらしく、もう少しだけ安心する。
が、やはりーー
きちんと寝かせたいし食べさせたいしゆっくり風呂にでも浸からせたい。
部外者の自分が考えたところでどうにもならないのだが……。
もどかしい気持ちをどうにか抑えつけて、敬吾は準備を始めることにした。
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