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ゼロ

左手を地面にかざしたと途端、地面に浮かぶ紋章。 青白い光を放ち黒髪の少年を包み込む。 「────空中魔法『サイネス』」 少年が呟いた呪文と同時に少年は浮遊していく。 あんまりこの魔法好きじゃないんだよね。 目立つから。 嫌々ながらに空を飛んで【ノスタリジア】へと向かった 「俺、何組かな~、面白い奴いればいいけど」 ふわぁあっと欠伸をしてクスリと笑った。

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