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-そして…その日から俺は、その部屋で速水に飼われることになる。 首輪やリードを付けられてないだけで、俺は速水に飼われていた。 食事は朝、昼、夜と速水が持ってくる。 服を与えられず全裸の俺はその度に、抱かれた。 俺が抵抗すれば、乱暴に愛撫なしのまま貫かれるが大人しくしていれば速水は優しかった。 酷くされる恐怖に俺は段々、速水に抵抗しなくなる。 だが、逃げることを諦めたわけじゃない。 速水が部屋に来ない時間。 ドアや壁を叩いたり、大声で助けを呼んだ。 椅子をドアに叩き付け、壊そうとしたりもした。 窓を叩き、椅子を窓に叩き付け、割ろうと試みるが割れない。 何度も何度も叩き付けるがびくともしない。 今度はベランダから逃げようと窓に体当たりする。 何度も何度も。 「無駄だよ」 その声に振り向いたら、いつの間にか速水が部屋の中、ドアにもたれて俺を見ていた。 いつの間に…。 速水は俺の瞳を見詰めながら近付いてくる。 恐怖に動けないでいる俺の前で止まる速水。 「全く…早く諦めた方が楽になるのに」 そう言いながら、右手を伸ばして、俺の喉を掴んだ。 「ま、俺は嫌いじゃないけど…そういうの」 右手にじわじわと力が入る。 「…く…っ…」 段々と苦しくなってきた俺が、両手で速水の右手を掴んだその時、耳元で速水が囁いた。 「だが…そんな悪い子には…お仕置きだな」

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