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第4話 生理現象だからっ
「ちょっ、マジ勘弁して」
オレの胸にある龍ヶ崎の手を外すために、その手をつかんだ。
のけようと動かしたら、
「責任とってよ」
と、龍ヶ崎が耳の下を舐めてきた。
力が入らなくて、龍ヶ崎の腕を強く握り返してしまった。
「くぅ……。朝だから勝手にデカくなっただけだろうがっ。男の生理現象」
と、反撃したけど、
「桜井は生理現象で、チンコがヌルヌルになっちゃうんだ? エッチな体してるね」
と、少し不機嫌そうに言い返された。
「おまえが触るからだろっ!」
オレが怒鳴っても、
「入れても、いい?」
意に返さずに、オレの耳朶を食みながらねだられた。
「ムリ、遅刻する」
「すぐに終わらせる。でも、桜井しだいだけど」
と、ゾッとするようなことを言われた。
「やぁ……」
オレの股の間を、龍ヶ崎の熱くて硬いモノが行き来する。
オレのケツから垂れる白いのと、
オレのモノから染みでた透明な粘液と、
龍ヶ崎のデカブツから溢れる淫液で、
二人の足の付け根を汚していく。
3つが混ざりあって、グチュリグチュリと卑猥な音を奏でる。
それに、拒否ってるくせにオレの口から出るのは甘い吐息。
静かな部屋に混ざりあった音がひびく。
いかがわしいBGM。
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