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第6話 お仕置き決定※
「僕の部屋を汚さないでね」
龍ヶ崎に冷たく言われ、
「やぁっ……ムリぃ…たれちゃう、んんんっ……」
喘ぎながら、しゃべるから、舌足らずな感じになってしまった。
抽挿されるたびに、クチュリ、グチュリといやらしい音がして。
生ぬるい白いのが垂れて、足をぬらしていく。
龍ヶ崎のモノが、単調に出し入れされてるだけなのに、膝に力が入らなくてなってしまう。
ガクッと膝折れをしてしまい、龍ヶ崎のモノが、ズルッと抜けた。
こじ開けられたアソコから栓がなくなり。
龍ヶ崎の入れられたままになっていた精液が、閉じきらないアソコからコボコボとあふれてくる。
オレはドアに手をついたまま、ズルズルと床に座り込んでしまった。
「そんなにお仕置きされたいんだ?」
龍ヶ崎のあきれたような声に、
オレはうなだれるしかなかった。
龍ヶ崎がオレの横に腰をおとした。
オレの頬に手をそえて、顔を上げさせた。
「ぜんぜん無理させてないのに、なんで泣くの?」
龍ヶ崎に言われて、涙が流れていたのに気づいた。
オレは龍ヶ崎を凝視した。
苦しかったけど、痛くなかった。
セックスによる生理的な涙。
情にあふれたモノじゃない。
気持ちなんかない。
そんなもの、オレたちの間には存在しない。
「そんなに見られたら、穴があくよ?」
龍ヶ崎が微妙に笑った。
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