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第28話 けっしてMじゃないよ
ていうか、相手が龍ヶ崎だからだ。
ぜんぜんタイプじゃないし。
ドンピシャなかわいいこだったら、めっちゃご奉仕しまくるんだが。
嫌々感が、事務的な前戯にもでてしまっていた。
とりあえず、続行だ。
脳内変換で、やるしかない。
感情は二の次。
たんたんと愛撫を続けるしか、道はない。
オレは上半身をおこして、涼しげな顔をちょとだけ、見下ろした。
体をずらし、龍ヶ崎の大腿に跨がって座った。
全体重をかけて、重くて動けなくしてやったのだ。
龍ヶ崎のジーンズのホックをはずし、ジッパーをおろす。
ついでに、一気に下着とジーンズを脱がした。
目の前には育ちきっていない龍ヶ崎のアレ。
でも、じゅうぶんに大きい。
コレがMAXになったら、はっきり言って凶器だからっ!!
そんなのの相手をさせられてるオレは、セックスなんて愛情表現のあらわれじゃなくて、
そう、
まるで拷問をうけているのと変わりないし。
そんなんでも、結局は、気持ちよくなっちゃうオレは、マゾなの?
慣れだよ、慣れ。
龍ヶ崎のデカイのに慣れて、痛くても苦しくても、イけるようななっちゃっただけだから。
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