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【20】SIDE蓮見(13)-2 ※R18

 その愛しい身体を背後から抱きしめ、胸の飾りに指で触れた。甘く鳴いて蓮見を締め付ける三井を味わい、中を緩く突き上げる。 「あ、……っ」  三井家の墓の前で再会を果たすと、そのまま路線バスに乗り、小さな駅まで戻った。  三井が泊っていたビジネスホテルの裏手にある、短時間の休憩施設――いわゆるラブホテルに部屋を取り、思ったより清潔なベッドに三井を縫い留め、存在を確かめるように、強く抱きしめた。  蓮見の心には二つの決意が固まりかけていた。そのうちの一つを実行に移す前に、どうしても一度、三井に触れたかった。 「あ、はす……、み……」  掠れて甘くなる声を聞くと、たまらない気持ちになる。つながった場所を、熱の塊になった自身で強く擦る。 「あ、あ……」  三井の感じる場所なら、もう十分知り尽している。裡筒の一部をカリで刺激すると、張りつめた三井の雄芯から蜜が零れ落ちた。  それを肩越しに眺めながら、胸の突起を二つ同時に摘まむ。 「ん、あ……、は……」  三井が自分の中心に手を添えた。 「自分でするの?」  耳朶を噛みながら囁くと、首を左右に振って手を止める。問いへの答えというより、反射的にそうしているだけのようだった。 「可愛い」  蓮見は右手をその手に重ねた。細い指ごと三井の雄を包み込み、ゆるく扱く。蓮見を含んだ裡筒が、ビクリと小さく収縮する。 「は……、いい。三井さん、エロい……」 「あ、あ……」  ゆっくりと扱きながら、中を突く。左手で胸の先端を撫で、耳を軽く噛んだ。 「ああ……っ」  短い悲鳴を上げて、三井が果てる。  間が空いたせいか、いつもより量が多かった。指を舐めると濃い味がした。

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