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【23】SIDE三井遥(9)-8 ※R18
「もっと、強くしてもいい?」
「ん……」
めちゃくちゃにすると言ったのに、蓮見は優しく確かめる。
「して……、もっと、して……」
四肢を絡めるように蓮見を抱きしめ、遥から求めるように何度か腰を回した。中のものが硬さと質量を増して、遥の愉悦を誘う。
「あ……」
「覚悟、して……」
蓮見の動きが速く大きくなってゆく。遥の中心が再び勃ち上がり、突かれるたびに前後に大きく揺れた。
「あ、あ、……ああん」
「ああ、いい……。中、すごい」
遥が絡みついてくる。蓮見が荒い息で告げる。何度も何度も、「いい……」と褒められ、遥の胸は幸福感でいっぱいに満ちる。
「蓮見……」
好き、と囁くと深い口づけを与えられた。
複雑なリズムで互いの腰を揺らし、口腔を貪り合う。ふいに胸の飾りを摘ままれて、甘い声が零れ落ちた。
「あ……、ああ、ん」
「今、すごかった。中が、ぎゅっと……。ああ、たまんない……」
たまんない、と繰り返し、蓮見は腰の動きを速めた。身体を揺さぶる活塞に合わせ、遥も夢中で身体を前後に揺らして応える。
「あ、あ、ああん……っ」
獣のように、激しく求め合う。
「ああ、ああ……」
「はる、か……っ、遥……、ああ……」
上体を起こし、遥の脚を肩に担ぐように高く上げさせ、蓮見が自身の楔を深い場所まで打ち込んでくる。打ち付けるたびに肉を撃つ乾いた音が室内にパンパンと大きく響いた。
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