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第3話

 Kに玩具を仕込んだまま、Kの家族に挨拶をした。ごく普通の家族だったように思える。それから食事をして風呂に入り、Kの部屋に泊まらせて貰う事になった。  夜、Kが風呂上がりの甘いミルクの香りを漂わせて撓垂れ掛かって来ると、私はKの尻を揉みしだいた。 「E、僕は我慢したよ……早く欲しい……」 「待って。今確認してあげるから、脱いで足を広げて我慢した所を見せるんだ」  Kは羞恥に頬を染めながらも、全裸になって両足を開いた。アナルプラグが鎮座している前は勃起して熟れた果実の様な亀頭から美味そうに蜜を垂れ流していた。 「E……」  切なそうに私の名を呼ぶKのアナルプラグを引っ張り抜くと、とぷり、と私の吐き出した精液が溢れ出て来た。 「K、下腹部に力を入れて。ローターを卵みたいに産んでご覧」 「あ、そんな……」  Kは恥ずかしがりながらも、性器が腹に引っ付く程に硬く張りつめ、下腹部に力を込めるのが丸見えだ。  こぷ。  白い液体と共にローターが後孔から頭を出して、ぽとりと敷かれた布団の上に落ちた。 「よく出来たね。アナルから産まれたよ」 「あ、ぁ……」 「沢山孕ませて又産ませてあげよう」  私はKが折角体内から吐き出したローターを押し込んで、私のいきり立った肉棒を押し込んだ。ローターを咥え込んでいた事と前に吐き出した精液で程良く濡れた肉襞がすんなりと挿入を許し、内部で振動する玩具とうねる内壁が心地好く私の逸物を包み込む。 「E、E、僕、おかしくなる。こんなの初めて」 「気持ち良いんだろう? もっと気持ち良くしてあげるよ」  Kの細い肉薄の太腿を持ち、抉る様に腰を押し付けローターを押し込むと、早くもKは絶頂に身を震わせた。 「や、やだぁ! イって、イってる! E、やめて!」 「なんでだい? 私はイってないよ」  びゅくびゅくと射精をするKの小柄な身体を押さえ付けて、私は更に深く体内に潜り込み、深部を突き上げた。 「嗚呼、気持ち良いよ。K。ナカがびくびくしてるね。もっと男が欲しいと強請ってる。淫乱な女の子の身体だ」 「そ、そんな事……な、はふ、ぁ、E……おちんちん抜いて、おかし、おかしくなる!」 「おかしくなって構わない。狂ったら私の雌猫になれば良い。毎日沢山種付けしてあげるよ」  快楽に白い肌を上気させたKは、私の声が聞こえているのかいないのか。跳ねる身体に下肢を擦り付けて、上体を前に倒してKの首筋に私の所有印を刻み付けた。  吸って噛んで、痛々しい程に紅い痕が残るKの身体は酷く扇情的で、男としての欲を唆られる。私はKの奥深くに精をぶちまけた。 「はひ、は……Eのせいえき、あつい……あ、ぁ……僕のナカに……」  私はKの足を持ち折る様にして身体を密着させて、萎えない性器を押し付けた。 「ひ! E……」 「駄目だよ、K。後ろだけでメスイキ出来る様になるまで今夜は離さないからね」  その言葉を聞いた時のKの絶望と期待が入り交じった顔と言ったら、私の欲望を増長させて、態と男の肉欲を誘う雌の顔に見えた。  男の欲望を叩き付けて、猛る肉棒を咥え込んだ淫らな穴は蠕動し、結合した男を締め付けて離さない。 「あ、なんかぁ、E……おもらし、しそ……かな? なにか出そ……」 「良いよ、出してご覧」 「おちんちんがおかしいんだ、僕のおちんちん、が」 「良いから」 「ん」  涙を零したKが素直に頷くと、初めての快楽に恐怖を抱いたらしく、私に抱き着いて来る。私はKの身体を揺さぶりながら、背中を撫でて落ち着かせてやった。 「E、でる、でる!」  可愛らしく啼くKの性器から、勢い良く透明な汁が大量に吐き出された。メスイキではなく、潮を吹いたらしい。  急激に締まるKの後孔に気をやり、精液と汗と色々なものでどろどろになった身体をシーツに降ろして、私はKの口端から涎が垂れた小さな唇に口付けた。Kは意識が朦朧としているのか、少し舌を出しただけだった。舌を吸い、丁寧に口周りの唾液を舐め取り、甘い余韻を貪ると、漸く私はKを解放した。

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