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36 愉快なクラスメイト達

クラスの人たちは平和的でありがたいけど、浬委さんは学園のヒロイン…あ、ヒメ的存在でみんな浬委さんの話をするときは和気あいあいとしてそれぞれが楽しそうだ。 「存在そのものが天使だよな~」 う、うん……! 「大勢のいる時は割と澄まして話すんだよね、ツンデレの浬委ちゃんも可愛いの」 そう、なんだ? 「今さ、いないからチクるけど、松井総長が浬委ちゃんと食堂で相席になってたんだけど、浬委ちゃんが一時的に席を外していた時に飲みかけの苺ミルクの紙パックが置いてあったワケ。松井総長がソレのストローに口付けてキョどってたんだけど、戻って来た浬委ちゃんに手にしていた苺ミルクを渡すと、まだ中に入ってるねって言って、その苺ミルクを飲んじゃって松井の顔が凄いことになってた!」 「「「ヤべぇ、草生える!!つうか松井ゆるさん!!」」」 松井くんってそんな人に見えなかったけどな……。 「浬委姫って、おパンツ集めしてるって言ってたなぁ。プレゼントするならおパンツ大喜びなんだって、先輩から聞いたぞ」 「おパンツな。」 あ……そういう事なんだ、あのクローゼットの中のキラキラパンツは異常の枚数があった。 「浬委ちゃんの恥骨見えのパンツ姿……セクシー過ぎだろ。想像したら鼻血でてきたッ」 「俺も」 「テッシュ―!玉井テッシュ取ってぇ」 そう言われたので、オレは教壇の上にあるテッシュを取って各自、鼻を抑えている人たちに配った。 「あとな、キスが蕩けちゃってめっちゃ巧くてソコが凄いとかアレが可愛いとかぁぁぁぁぁうおーーーー!!」 「誰の情報だよ!浬委姫は清楚で純粋で純潔なんだからな!」 「ははっは、そんなの決まってるだろ、会長しかいねぇーべさ」 「「「会長、許すまじっっっ!!」」」 オレもみんなと一緒に叫んでいた。

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