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妖艶なひと※

「ふぅっ、んっ、やぁっ」 ぴちゃぴちゃと音をたてながら 京の舌が三歳の陰茎をなぶる。 三歳はベッドの上で仰向けにさせられ、 その腰を京の腕に押さえ込まれていた。 徐々に起立していく 三歳の陰部の先からは じわじわと透明な汁が溢れ、 津本の唾液と混じりあって 艶やかにきらめいていた。 「つも、と、さ、だめ、 汚い、でしょ、そんなこと、」 津本は三歳と目を合わせると 舌先を尖らせ、 三歳に見せつけるように 括れた部分をえぐった。 「んっぅぅ、あっ、」 視覚的な刺激と陰部への直接的な刺激、 ふたつがリンクして三歳はいっそう悶えた。 「ん、汚くなんてないよ。 むしろ、すごく愛おしい。」 津本はいったん 三歳の陰部から口を離し、 手で三歳の陰茎の根本を擦った。 するりと指を離せば 三歳の陰茎はピクピクと蠢いた。 その様をじっくりと観察して、 意地の悪い笑みを浮かべながら 津本は呟いた。 「えっちだね。」 三歳は堪らなく恥ずかしくなり、 慌てて真っ赤になった顔を両腕で覆った。 そして同時に 、太ももを寄せて足を閉じた。 しかし、足を閉じることは叶わず、 津本が三歳の両膝を掴み、 ぐいっと左右に割りひらいた。 「つもとさ、ぃやっ、」 恥ずかしさに涙を浮かべる三歳に、 なおも意地悪な笑みで津本は言った。 「大丈夫だよ。可愛いところ、見せてね?」 そして津本はローションを たっぷりと手に取ると、 三歳のお尻の合間に 手のひら全体で塗り込める。 くちゅ、くちゃっ、と音をたて、 太ももから、その付け根、 お尻の柔らかい部分、 割れ目の部分と、徐々に秘部に近づき、 十分すぎるほどにいたぶった後で、 ぷつり、と小さな穴へ指を突き入れた。 「つもとさんっ、ゆび、はいって、」 三歳は手にした枕を ぎゅっと胸元で握りしめ、 布越しにのぞく津本の整った顔を見た。 「入れてるんだよ、三歳くん。」 色香を漂わせた津本は壮絶に妖艶だった。 突き入れた指を ゆっくりとじっくりと 何度も往来させ、 三歳のそこがすっかり解れた頃、 津本はくるりと三歳の穴の中で、 指を天井に向けた。 津本の3本の指は 三歳の睾丸の後側を刺激した。 「ふぅぁっ、あぁぁぁっんっ」 押さえきれずに声を漏らす三歳を眺めつつ 津本は指での刺激を続けた。 くちゅっ、ぐちゅ、くちゅり、ぐちょ、 くちゃっくちっ、ぐちゅっくちゅくちゅっ、 「あぁっ、んんっぅっ、 つも、とさっんんっ、まっ、て、まっ」 ぐちゃぐちゃ、くちゃっつちゅっ、 「ふぁっあんん、あっ、づも、とさ」 くちゅっくちゅくちゅぐちゅぐちゅっっ 「ふんぅっんんっ、うんぁーーーっ、あっ」 徐々に速度を早め、 津本は三歳が絶頂を迎える直前で 手の動きを緩めた。 「んんっ、ふっ、はぁ、はぁっ、はぁ」 三歳は潤んだ瞳で津本を睨む 「なぁ、っんでっ、んっ、 あと、ちょっとで、んんっあっ、」 津本は眉尻を下げながら返答した。 「ごめんね、でも、 イッちゃうと辛いみたいだから。」 津本の言葉に三歳は 泣きながら津本に抱きついた。 上半身を起こしあげて 抱き合った状態で、 ふたりは唇を重ねた。 ちゅっ、ちゅづっ、ちゅっ 深いくちづけのあと、 目を会わせて微笑みあった。 「挿れてもいい?」 甘えた表情と甘えた声で津本が問うと、 三歳は堪らないといった顔で頷いた。

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