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第6話

「え、なんでそんな」  驚く俺に男は平然と言う。 「座敷童の体液は催淫効果があるらしい」 「いやいやいや、先に言えよ!」 「俺もいま初めて実感した」 「初めてだったって?」 「ああ。で、これを脱がせていいか?」  ジーンズの前立てを開かれて俺は焦る。 「ダメだって!」 「こんなにおいしそうなのに、もらえないのか?」  しゅんと悲しげにされると何だか罪悪感がわく。  こいつにとっては半年ぶりの食事で、それを目の前にして食べさせてもらえない状態なわけで、でもでも精液をあげるってつまりこれを飲みたいってことでどうなのそれは。とぐるぐるしていたら、また口づけられた。  今度は最初から熱かった。  舌も体も熱くてさっきとは段違いに気持ちがいい。体が快感を得ているのをはっきり感じた。  男の手がジーンズを脱がせるのがわかったけれど、抵抗する気が起きない。  これが妖怪スキル?  もう冷たくはない手に直接握られて、びくっと体が跳ねた。 「ちょ、それ、いやだ」  わずかに抵抗したものの、誰かの手に触られるのは久しぶりで、しかもすでに昂ぶっている。正直な体は男の手を喜んでぐっと硬さを増した。 「うん、ちょっとだけだから」  絶対嘘だ。  でも文句をいう暇はなかった。  いきなり口に含まれ熱心に舌で舐めまわされる。  ヤバい、あっという間にいきそうだ。 「放して、出るって」 「出せばいい」  そうだった、それが目的だった。 「あ、あっ、もう…」  きゅっと吸い上げられて一気に射精した。  びゅくびゅくとほとばしる精液を男はすべて受け止めて飲んでしまう。ごくりと喉が鳴る音、続けてほうっと満足げなため息が聞こえた。 「濃くてうまいな」 「そんな感想いらないっつーの!」  最後の一滴まで残らず舐めとられて、俺はもう羞恥でぶっ倒れそうだ。

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