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※第4話

ズルッと胎内から張形が引き抜かれて、背後から抱かれたまま脚を腕に絡めとられて開かれると、屹立した肉にぐぶりと貫かれる。 まるで麻薬を打たれたかのように、ぐにゃりと視界がゆらいで身体中が歓喜する。 「好きだよ。だからオレのメスになれよ」 体の重みに深々と抉りあげられ、ただひとつだけ欲しかったものが手に入ったことを知る。 諦めていた。 好きだと思われて繋がれる相手なんて、この世にはいないと決めてた。 だから俺は全部をコイツにくれてやろうと決めた。 「ッあ、ああ……ッく、ッメスに……してッ、かんで……くれッ」 脚を開かれたまま、腰を掴まれてガツガツと揺らされて悲鳴をあげたところで、項を舐められガリッと犬歯をたてられた。 頭の中心から背筋まで突き抜ける感覚に、俺は捕食されたように絶頂して痙攣を繰り返し、意識を闇へと奪われた。 「ッあ……?!」 目を開くとすぐ近くに部下のセルジュの顔が見え、俺は驚いてベッドから起き上がった。 頭がいてえ。 なんでコイツここにいるんだっけかと、考えてから、ヒートがすっかり収まっていることに気がつく。 変な重苦しさもないし、体も調子がいい気がする。 「起きたか、なんか食う?」 頭がモヤモヤしていて、なんだかぼんやりしている。 「あ、ああ……軽いもん口に入れたいかも。それにしてもセルジュ、いつきたんだ?」 ヒートの時は記憶が曖昧で、かなりトんでしまう。 一瞬セルジュは、目を見開き少し困惑したように俺を見る。 「覚えてねえ?」 じっと視線を向けられて、セルジュとまたセックスしたような覚えがして、俺は息を飲み込んだ。 感覚がいつもと違いすぎて、明らかに違和感があるから間違いない。 でももっと大事なことを、俺は忘れているようだ。 「やっぱりアンタ理性なかったよな。ゴメン、噛んでいいって言うから…………オレ、アンタを噛んだ」 セルジュは罰が悪いような表情を俺に向けて、躊躇いがちに人生を変える言葉を告げた。

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