12 / 18

【4】-3

 林檎の木のあやかしなんて、そんなバカなことがあるものかという思いと、律ならばあるかもしれないという思いが交錯する。  そして、それ以上に、その先に横たわる不穏にして淫靡な夢に、新吾の心はざわついた。

ともだちにシェアしよう!