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第13話 R18
「ぁ、命……ん、口がいい……」
「ん」
「っ、ん……ふ……ぁ、ふ」
舌を絡め、送られてきた唾液を飲み込む。
腕を首に回すと、右手がおりていきペニスに触れた。そこはもうとっくに首をもたげていて、その手に押し付けるように腰が勝手にカクカクと揺れてしまう。
「もうこんなになってんのか?」
「み、命だって、なってるもん……」
片手を伸ばし命の股間に触れると少し盛り上がっている。体を起こして下着をずらすと現れたそれを数回扱き、躊躇なく咥えた。
命の手は優しく俺の髪を梳く。まるで褒められているような感覚。
嬉しくなって一生懸命口を動かせば、髪をクイッと引っ張られた。「もういいよ」と命が言うのをぼんやりと聞く。いつの間にか口の中も気持ちいいところに変わってしまったから、頭がふわふわしている。
「……気持ちよくない?」
「ううん。出すのは中がいい」
「あ……ぁ、う、うん」
頬を両手で包まれ、額にキスされる。
ドキドキしている間に、またころっと寝かされて濡れた指が後孔に触れた。
力を抜くとすんなりと指が入って、中を広げていく。
「はぁ……は、あぅ……」
ただ中を解すだけの行為じゃなくて、気持ちいいところを沢山触られ、早く中にもっと太いのを受け入れたくなる。
「ぁ、ふ……んっ、気持ちい……っ」
グチュグチュ音がする。
恥ずかしいけど、それよりも気持ちよくて自然と足を開いていた。
「っあ、い、っちゃう……っ」
「だめ」
前立腺を撫でていた指が抜けて、物足りなさを感じていると、足を抱えられ後孔に熱が宛てがわれた。
「っあ、あ、あぁ……っ!」
それがゆっくり入ってきて逃げそうになるのを、命に腰を掴まれたことで押さえられる。
「ひっ、はぁ、は……っあ、あぅ……」
「は……っ」
奥に当たった瞬間、ペニスからビュクッと精液が飛んでお腹を汚した。
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