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第5話

《さっき、お財布からお金払った時に見えたんですけどセクキャバ行ったんですか?」 「あーうん、取り引き先の人とね」 「行ったんですか? 」 「うん、仕方なく。」 「でも俺はすぐ帰ったから、」 「じゃあなんで、田辺さんへって名前書いてあるんですか?」 「名前聞かれて渡されただけだから知らねーよ」 「セクキャバって何するんですか?」 「はあ、胸揉んだりとかだろ」 「知ってるだろ?」 「知らないですよ」 「俺はまあ、DT前にすぐに帰ったから 」 「さすが詳しいですね、はい、もういいです。帰ります。」 「は?帰るってなんだよ、飯は?おい!!待てって」 「帰ります」 「おい!話聞けよ」 「嫌だ、一緒に行たくない」 バタン ドアが閉まる なんだよ、 駅までダッシュした。 〜仕方なくってなんだよ やっぱ先輩は女の子が好きなんだよ、 胸揉みたいんだ あれだけイケメンだから、 仕方ない こんなに先輩が好きなのに なんだよ!俺の事すげー好きって 一緒に住もうって言ってるのは先輩じゃんか、 なんだよっ〜 人にぶつかってしまった、 「あ、すみません!!」 「あれ? 田辺んとこの上原君じゃない?」 「あ、目黒さん、」 「すみません、怪我ありませんか? 」 「ないよ、ないない、 何?その顔どーした?可愛い顔が台無しだよ」 「あー、喧嘩したんだ?」 「いや、違います。」 ハハハ 「相変わらずツレないね」 「せっかくだから、酒でも飲む?」 「いや、いいです」 「じゃコーヒー」 「大丈夫です」 「帰ります。」 まあ、 ちょっと待ってなって 自販機で、茶色い瓶に入った ビタミンドリンクを俺に渡した。 ほら、 たまにこういうの飲みたくなるよねー って たかそうなスーツなのに 気にしないで、 自転車置き場の柵に寄りかかって、 ぐびっと飲んだ。 目黒さんに電話がかかってきた。 「ちょっとまだ駅だから、ちょっと待ってて、 先飲んでてって。」 「すみません、俺は帰りますから」 「いーの、待たせた方がいいのドMだから」 「あ、はあ、」 「なんで喧嘩したの?」 「あ、あの、」 「まあ、まーアイツ昔は上原君に話せないくらい やばかった時もあったけどさ、変わったよ。 今まで合コンもエロい店も 取引先の人となら付き合ってたけどね 社会人ってそういうところあるからさ、 今はそういう付き合い全部断ってるからね。 俺だって 女には興味ないけど仕方なく 付き合うこともあるんだよ。 仕事だからね。 マンション買うなんて本気以外の何者でもないだろ? 信じてやれよ」 「はい、」 先輩が走ってきた 「ここにいたのか、心配したよ、」 って腕を掴む 「なんで目黒が?」 「マジで、偶然だよ、」 はい差し入れってビタミンドリンクを渡して 「仲直りしろよ、じゃあなっ」 って行ってしまった。 「帰ろう」 俺を真っ直ぐにみる。 「はい」 手をつなぐ。 「汗でベトベトだな、ごめん」 「大丈夫です。」 なんだか手のひらが熱い ビタミンドリンクを飲んで 「懐かしい味だなあ」 って言って 「見つかってよかった。おまえスマホも財布も そのままだからさ探したよ、」 「ごめんなさい」 「あの店に行ったのはさ、大事な取引先だったから、 断れなくてさ、まあ、店にも行ったし、 女の子に名前も教えたし名刺ももらった それは悪かったよ。でもさ、 まあまあ、店混んでて、1番人気の子が空くの 待ってるふりして、帰った。だから何もしてないから。」 「はい、」 「信じてくれるの? 」 「はい」 先輩がかおを近づけてキスしてくれた チュ ビタミンドリンクの味がした。 「目黒には、何で?」 「走ってたら、ぶつかって」 「えー マジードラマかよーこえー」 「ん?アイツ最寄りの駅違うけど?」 「誰かと待ち合わせてる感じでした。」 「そっか。」 「ドMって言ってました」 「アハハ、ドM?なんだよそれ 上原、腹減った。飯食おうぜ。」 「先シャワーしましょう」 「洗ってよ」 「いやです」 「えーじゃあ俺が洗う?」 「はい洗ってください」 「おまえ俺よりSだよな、」 「そうですか?」 「先輩ダサいパンツにします?」 「パンツ?ダサいパンツ?なんで?」 「浮気防止」 「浮気してないし、しねーし。」 ビタミンドリンクのビンを流しに置いて 脱衣所でキスしながら 服脱がせて シャワーで洗いっこして、 キスして 触りあってると あー、 上原 気持ちいい はい、気持ちいいです 先輩いれてって 後ろ向く ローションを垂らして、 優しくいれた 「あっっー」 「締めんなっ」 「先輩、もっと突いて」 「あっ、あっ、あっ」 「はあ、はあ、はあ、」 「先輩、先輩、」 「ん?何?」 「ごめんなさい」 「それは、俺だよ」 「好きなんです」 「俺もだよ」 2人ともすぐにいっちゃったな、 青いお湯に浸かって キスした。 先輩は初体験いつですか? ってきいた 「知りたいの?」 「女は15かな。男は18。」 「違いありました?」 「違い?体の?」 「はい、俺男しか経験ないからわからない」って上原が言った。 「うーん、 柔らかいくらいじゃない? 俺は、女も抱けるけど、女とは付き合わなかったから。 男の方が気持ちいいし、 あ、ごめん、 」 上原の腕を握った 「俺が聞いたんですから大丈夫です。」 「おまえは?」 「高校生です。」 「なんかエロいなあ、 高校生のおまえ可愛いだろうな。」 「はい、モテました。」 「自分で言うかあ、写真見せて」 「じゃ先輩も」 テレビ見ながら 夕飯を食べて、 洗い物しながら、 携帯で何か検索してる ソファに戻ってきて、 「やっぱプラチナかな?」って言った 「ん?」 「指輪買おうぜ、」って 「えっ?」 「指輪してたら、いろいろ断りやすくなるから。 やだ?」 「いえ、嬉しいです」 「どんなのがいい?おまえつけたことある?」 「ーまあ」 「なんだよー、ムカつくなあ、 俺はおまえが初めて。 俺の方がぴゅあじゃん、なあ、」 キスして 上原の髪をぐじゃぐじゃにした。

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