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第17話

「もしもし先輩?起きてますか?」 「どうした、今どこ?」 「飲み会終わって、電車で寝過ごして、 終電なくなりました」 「今どこ?」 「終点です、俺飲み過ぎて、気持ち悪いです」 「大丈夫かよ⁈」 「スマホ充電はある?」 「はい」 「迎えに行くから待ってて」 「いいんですか?」 「1時間はかからないと思うよ、道空いてれば。とりあえずコンビニとかにいて」 コンビニのイートインコーナーに座って先輩を待った。 先輩は水を買って飲ませてくれた 車に寝かせてくれて、 先輩のカーディガンを着ていいよって渡した。 「寝てていいけど、吐くなよ」って言った。 車では大丈夫だったけど 家に着いたら気持ち悪くてずっとトイレにこもった 「気持ち悪い」 「大丈夫?」 先輩に背中さすってもらった 「気持ち悪い」 「水飲みな」 「水の味がしない」 上原は俺の手を握って 「俺、先輩と出会ってからほかの誰ともしてません」って言う 「ん?」 上原の顔をタオルで拭きながら 「俺もだよ?」って言う 「嘘だ、俺と知り合ってからも、毎週合コン行ってたじゃないですか!」 「ん?毎週じゃないけど、おまえに話したろ?そのあとおまえと会ったじゃん、毎週会ったじゃん!」 「ーー。」 「おまえには全部話してるよ?誰かと何かあるとかなかったよ。どうした?ん?」 「あの、聞きたいことがあります。」 「ん?なに?」 「他の人にもこんなにすごかったんですか?」 「すごかった?って、あー、そっちか、 全然だよ、自分本位でさ、冷たかったから切れられたりしたよ、おまえと会って変わったんだよ」 「こんなに好きなのに」 「俺も好きだよ」 「ーー。」 上原はトイレに何回か起きながら夕方までダウンしてた。 何か食べる?って聞いたら 「一緒に風呂入りたいです」 って顔を近づける 唇と唇が触れる でもそれ以上は動かさない 上原は目を開けて 俺をみる キスしないまま服を脱がし合う 上原が俺のを下着の上から触る 「先輩、すごい硬い」 「おまえも」 「なあ、キスしたい」 上原の背中を撫で回す なかなかキスさせてくれない上原を シャワーの横の手すりにつかまらせて、 ローションをつけて入れた 「は、は、はあ、あ、あっぁ」 シャワーを止める ペチッペチッ ネチッネチッって音がする 上原が自分で触ってる 「キスしてください」 上原が顔を向ける 俺は意地悪して唇を合わせただけにする 上原が身をよじる 「あー、はあ、もう意地悪しないでください」 「ほら、後ろで感じて」 上原の足を上げていいところを突く 「あっーっ」  「そこダメです」 「先輩、ダメ、あっ、あっー」 「は、はああ、あ、は、はあ」 「ダメ、イク」 上原の白濁が飛んだ 「俺まだ、動くよ」 上原の背中にキスしながら 腰を打ち付けた 「は、は、うっーっ」 「イクイク」 先輩は白濁を飛ばしたのをシャワーで流し終わったら 乱暴に俺に深くキスした シャワー出てから 素麺を茹でて、2人で食べた 上原は俺の手を握りながら 「昨日の話はちゃんと覚えてますから」 「酔っ払いだったのに?」 「はい、」 「俺も聞きたいことがあるんだけど」 「え?はい…なんですか?」 「部屋狭くない?」 「狭くないですよ?」 「そっか」 「やっぱり嫌だなって思いましたか?」 「ん?思わないよ、全然大丈夫だよ。おまえと住みたかったんだから」 「やっぱりマンション買おうかな」 「この部屋でいいですよ」 「まあ、俺も気に入ってる」 「そうだと思ってましたよ」 「敬語抜けないなあ」 「抜けないですね」

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