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第20話
日曜日の朝
公園の横のカフェに並ぶ
番号を取りに行ってる上原を見てる
ーやっぱりイケメンだなー
「テラス席にしました」
上原が嬉しそうに帰って来た
「うん」
上原がニコニコしてバイバイって後ろに手を振る
きっと赤ちゃんがいるんだろう
オープンになり
席に着いた
テラス席に座って
待ってる間にメニューを見て決めていた
スープとコーヒーを頼んで
俺はテラス席に座って
買いに行った上原を見てる
となりのテーブルでは
赤ちゃんがベビーカーに座ってた
赤ちゃんを見てたら
目線を感じる。
パパと目があった
「優一?」
「あ、あー」
赤ちゃんはご機嫌で、おもちゃをくわえてる
パパになった元カレは
ただの先輩みたいに
「目黒から一緒に住んでる彼氏がいるって聞いてるよ 噂通り可愛い子だね」って
普通のトーンで赤ちゃん見ながら言う。
俺は店内の上原を見ながら
「あ、はい、お互いの親に会わせて真面目な気持ちで住んでます。大事にしてます。」
って答えた。
「そっか、目黒が先に目をつけたのに田辺に取られたって言ってだけど?」
「いや、俺が先に知り合いました」
「可愛いから付き合いたかったって言ってたけど
目黒は相変わらず人のもの欲しがるな」
「はい」
「じゃあ、」
「はい」
上原は「たくさん買いすぎました」って嬉しそうに戻って来た
ミネストローネスープとカフェ・オ・レです
「ありがとう」
パンを半分にして
俺にくれる
スープもカフェ・オ・レも普通にシェアして食べた
上原はiPadを見せて
「この店美味しそう」って言う
「お好み焼き?おーうまそう」
「行きましょう」
「家で作ろうぜ」
「えー作れるんですか?」
「作れないけど」
「俺も作れませんよ」
「調べて作ろうぜ」
「じゃ調べますね」
「あ、先輩これ食べていいですよ」
「ありがとう」
カフェは公園の端にある
公園の中を歩きながら
「上原は赤ちゃんのパパ知り合いですか?」って言った
「うん」
上原を見て「ごめん」って言う
「謝らなくてよいですよ」って
袖をつかむ
「眼鏡屋さんに先にいきましょう」
うん
買い物中もお好み焼きを作って食べてても
上原はニコニコして何も言わなかった。
洗い物しながら上原が泣いていた
「どうした?」
「カフェのこと?」
うなずく
「ごめん」
「謝らなくていいんです」
「考えたら辛くて」
「ん?何を考えたら辛いの?」
「こっちみて」
「先輩がパパになるとか嫌です」
「ならないよ!」
「さっきの人元カレさんですよね?」
「あー、うん、そう、びっくりしたよ、
無視出来なかったから話しちゃった、ごめん」
「それは大丈夫です」
「…。別れたくない」
「別れないよ!!」
「絶対に女の人抱かないで」
「抱かないよ」
「本当にやだから」
「俺、先輩が好きだから。」
「お前だけだから、な、泣くなって」
キスしたら
「お好み焼き味します」って
また泣く
「泣くなって、俺が洗い物代わるから」
上原が俺の背中にくっついてる
「カフェで元カレさんと話してる時先輩嫌な顔してたましたよ。」
「マジで?上原見てたの?」
「はい、チラチラみてました」
「そっか」
「何を話したか聞いていいですか?」
「いいよ」
「噂通り可愛い子だねって」
「噂?」
「目黒は高校の寮の奴らとも会ってるからその時話してるらしいよ」
「先輩は何て言ったんですか?」
「お互いの親に会わせて真面目に同棲してます
大事にしてますって言ったよ」
上原がウエストをぎゅっとする
「俺元カレさんが自分に似てたらやだなぁって思ってて」
「その気持ちわかるよ」
「似てないだろ」
ぎゅっとする
上原をテーブルに座らせて
キスした
「何て呼ばれてたんですか?」
「ん?名前だよ」
「ゆういち?」
「うん」
「も一回呼んで?」
「優一」
「なあに」
キスする
「お好み焼き味する?」
「先輩からはしません、俺からしたらやだから」
「ひびき、お好み焼き味でも好きだよ」
「やだー」
「柔らかい髪の毛も
カラコンしてるみたいな茶色い目も
鼻も口も身体もエロいとこも
優しくて真面目な性格も全部」
恥ずかしそうに目を伏せる
キスする
「先輩待って、今日はまだ」
「うん、入れなくてもいい」
「あ、でも、シャワーいきましょう」
ズボンを脱がせると
パンパンのアソコがパンツを濡らしている
パンツ越しにアソコを舐める
「あ、ふ、うん、」
上原の服を乱暴に脱がせて、
シャワーに入る
ずっとキスしてるから息できない
先輩は
「ねぇ、挟んで」って言う
「先輩に?はい、ちょっと冷たいですよ」
ローションをたっぷりつけて
上原が挟む
「あ、ああ、先輩、先輩」
「はっっ、」
「あっ、あっー」
「前久しぶりだから、何かやばい」
「気持ちいい?」
「うん、気持ちいい、イキそう」
「もう?早いなあ」
「だって気持ちいいから」
「あ、気持ちいい」
上原は腰を動かす
上原はイッた
上原は俺にキスしてから
先輩、挟んでって言う
ローションを足して
上原に挟む
ずりゅずりゅ
ローションとアソコが擦れる音がする
「気持ちいい」
上原の背中にキスをする
「足もっと締めて」
「あっ、やばい、気持ちいい」
「上原、すきだよ、あっ、あーっ」
「あっ、」
「俺もイキソウ」
「えー早くないですか?」
「いいんだよ」
「あっー」
シャワーで流しながら
「気持ちよかった」
「はい」
「愛してるよ」
「俺も」
「あのカフェまたいきましょう」
「うん」
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