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4《ルード》

夕方になり、約束通りルードがやってくる。 相変わらずの金髪青眼、13才ながらアメリカな美男子に成長している。 早速食事の支度をしてくれるルード。 その後三人でゲームなどをして賑やかに過ごして、やや遅めの夕食。 料理上手のルードが作ってくれた肉じゃが、煮魚、酢の物と味噌汁、炊き込みご飯の豪華な和食メニューを三人で食べていた。 「美味い美味い!」 ヨシはその単語を繰り返しながらガツガツおいしそうに食べている。 「うん、おいしい。やっぱ凄いなルードは、本当に嫁にいけるな」 アキラもそう褒める。 「嫁って…アキラがもらってくれる?」 「ルードおかわり!」 ルードの言葉を遮る様にヨシが炊き込みご飯のお代わりを要求する。 「はーい!たくさん炊いたから明日まであると思うよ」 会話を邪魔されても快く答えてくれるルード。 「サンキューな~いただきます」 おかわりをもらいモリモリ食べるヨシ。 「大食い…」 その食べっぷりに呆れながらぽつりとつぶやくアキラ。 「ヨシは身体もでかいしな、腹ヘるんだろ。俺もすぐ腹へるし、アキラはもういい?」 ヨシは180センチ越え、ルードも180センチ手前の美男子だ。 アキラは160センチちょっとなので一人身長も小さく食も細い。 「ん、十分だよ、美味かった」 そう微笑むアキラ。 「良かった」 ルードも嬉しそうに笑う。 「片付けはオレがするから」 アキラはそう席を立つが… 「いや、俺もするよ、食器沢山使っちゃったし、1人じゃ大変だから」 ルードもそれを手伝う。 「ありがと…じゃ一緒に持って行こう」 「ヨシは?」 「ほっとけ、いつまでも食べてる大食いなんか」 「んだよ、いいだろ美味いんだから」 そう言いながらもまだ食べているヨシ… 皿の上の食べ物を全て食べ尽くす勢いだ。 「ありがと、ヨシ待っててな片付けてくる」 ルードはヨシに言ってキッチンへ…

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