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第6話

「って、それよりも!どうおかしいの?」 それよりも股間の熱を孕んだモノが気になって仕方ない。 とにかく手を放して欲しいのと、アソコの痛みを何とかしてあげなくちゃ。 場合によっては直ぐに病院行かないと! 僕はアソコの事は一旦頭の隅に追いやってから真剣にまぁくんに問いかけた。 「じゃ、取り敢えずアソコ見てくんない?」 は? 軽い口調でそう言うなり、まぁくんは上半身を起こすと、ペローンと恥ずかしげもなくパジャマの下と下着を下ろして見せた。 ビンッ! 「!!!!!」 もの凄く勢い良く現れたまぁくんのモノは立派だった。 まぁくんは兄の僕が言うのもなんだけど、イケメンだ。 170センチそこそこの僕と違って、育ち盛りの179センチの身長に手足も長くバランスの良い体格、目鼻立ちの整った顔で正直モテる。 そんなイケメンのまぁくんの下半身に聳え立つソレもまたイケメンだった。 お、大きい…!! 圧倒的に太くて長くて大きいし、形も色もふてぶてしい。 正直、あの頃の可愛いまぁくんは鳴りを潜めグロテスクだ。 大人しく頭を隠している僕のモノと違って、皮も完全に剥けている。 まぁくん…やっぱり大人になってた。 まぁくんに訊いてもいつも答えてくれないけど、彼女に困った事もないだろう…。 そうなると、最近の子だからきっとエッチな事もしてると思う。 正直、時々帰りが遅くて何度か注意した事もあるし、買い物してスーパーを出た時に制服姿で女の子とふたり歩いている姿も見たことが何度かある。 …毎回相手が違うのは、ちょっとまぁくんを育てた僕的には悩みどころだけども。

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