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第13話 ※
可愛い…くない…。
まぁくんは可愛いけれど、その股間の凶器は可愛くなんてないよ!
だけど、ここで拒否をすれば僕のまぁくんへの愛を疑われてしまう。
神様。
僕は、まぁくんのことを心から愛してます。
家族として母として兄として。
僕の命を捨ててでも守りたい、まぁくん。
何を悩む必要がある?
まぁくんのおちんちんだって、まぁくんの一部。
全てを愛してあげなければ…本当の愛とはいえないんじゃないのかな…。
そうだ。
僕が出来る事ならしよう。
それでまぁくんが助かるなら…!!
僕はまぁくんの顔を見つめて、頷いた。
「まぁくん。お兄ちゃんが、やってあげる」
「マジで!!?」
「まじだよ」
僕は神妙に頷いた。
まぁくんはニヤニヤ笑って「兄貴の愛が伝わるな」と嬉しそうだ。
そんなまぁくんから顔をおちんちんに向けた。
若干勃起している、まぁくんのおちんちん。
恥ずかしくて薄目にしてみたけど、立派だから全く意味なかった。
…とにかく射精して貰うしかないよね。
人のモノを持ったこともなければ、扱いたことさえない。
だけど、男は度胸だ!頑張れ雪緒!!
僕は意を決して目の前のおちんちんに手を伸ばした。
「!!」
も、持っちゃった…!
ふ、太い…。
初めて持った他人のおちんちんは、世界一可愛い愛する弟のモノ。
太くて長くて大きい…そして熱いよ、まぁくんの!!
ドクドクと脈打つのに合わせるかの様に、僕の心臓も高鳴った。
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