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脅される《4》*

「男に触られただけで、んな乱れて。お前、童貞かよ?」 それか、本当にホモなのか? そう鼻で笑われて、恥ずかしさに唇を噛む。 その間も焦らしながら、陰茎を良次の手が這う。 「あ…、あ…いや、やだ……!」 ーピコッ 一瞬、何かの電子音が聞こえた気がした。 それに弾かれる様に顔を上げれば、良次がこちらに向かってスマホを構えていた。 嫌な予感が頭を過ぎる。 まさか、 まさか、 まさか、 こいつ、写真に撮って俺を脅すつもりか…? 「や、や…、やめ…」 「やめて良いのかよ?」 良次の言葉に、ひくりと咽が鳴る。 今放り出されたら、どうして良いのか分からない。 もう、まともな判断力は残っていなかった。

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