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《2》*

そ、そうだよな…。 服買って貰って、遊びに連れてって貰って、飯食わして貰って、 何もお返し出来ないってやばいよな…。 かと言って、俺が返せる額じゃ、きっと無いだろうし。 いくら良次が優しいからって、はい、ありがとうで良い訳ねぇじゃん………。 俺の馬鹿ーーー!!!! 盛大に心の中で自分を責めるけれど、そんな事にはお構いなしで良次が俺の身体をリビングのソファに押し倒す。 「自分がやった服を脱がすのって興奮するだろ?」 「し、知らない!そんな事、分からねぇ…!」 慌てて良次の身体を押し返すけれど、良次にキスをされて、身体の力が抜ける。 「払ってくれるんだろ?」 「!?」 確かに少しでも払うとは言ったけれど、身体で払うなんて一言も言ってない。 「お、俺…、そんなつもりで言ったんじゃ…ない…」 するすると服を脱がされて、あっという間に裸にされる。 恥ずかしさに身を捩れば、良次が身体を隠せない様に押さえつける。 それにドキドキしてしまう自分は、変態なのかもしれない。 それを見透かした様に、良次はにやにやと笑う。 「お前だって、興奮してるじゃねぇかよ…」 腹を撫でられただけで、身体がビクリと跳ねる。 良次の言葉に観念して、俺は目を閉じた。

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