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《7》*
勢いよく飛び出してきたモノをガン見して、良次が目を見開く。
「…はっ」
鼻で笑って、俺の顔へと視線を戻す。
「なんだ、これ…、お前もう完起ちじゃねぇか」
「………っ」
「ちんぽ、先走りでドロッドロなんだけど?」
「ひああぁあっ!!」
言いながら、いきなり股間を握って、強めに扱かれる。
良次の綺麗な手が扱く度に、耳を覆いたくなる様な水音が部屋に響く。
あまりの強い快感に、涙が溢れて首へ伝った。
「お前、いつもより興奮してんだろ?家じゃねぇから?知らない場所だからか?」
そう問い詰める良次の方も、興奮に上擦った声をしていた。
「……ち…が…」
「…へぇ」
「良…次…、…が…、いつも…と、違っ…」
良次の方こそ、いつもと違うじゃねぇかって、そう言ったつもりが、酷く声は掠れていた。
「……………ああ、そうか」
それを、良次がどう解釈したのかは知らない。
だけど、良次の瞳が、ギラついた気がした。
「虐められて、興奮したのか」
「あっ…や……」
「…っ」
「あああっ!」
瞬間、訪れた衝撃に、俺は体を引き攣らせる。
何が起こったのか、分からずに下半身を見れば、そこに深々と良次の指を二本も銜え込んでいた。
俺の先走りの滑りを借りて、一気に突き入れられて、ガクガクと脚が震える。
いつもは、痛くない様に、恥ずかしい位時間を掛けて解される場所を、いきなり貫かれて、歯がカチカチと鳴る。
「…あっ…ううっ、は…あああっ」
「お前が、あんまり漏らすから、手が滑って入っちまったな」
白々しく、そう言う言葉が嘘だとわかり切ってるのに、
痛みではなく、快感を感じている自分に愕然とした。
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