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《32》*

「でき…出来ないっ」 「出来ない事ないだろ?ほら、早く」 良次には、俺が志水や相原を誘惑していると勘違いしているのだろうか。 だから、こんなに怒っているのだろうか。 「お、俺、ゆ、誘惑なんかしてない…」 「利久にそのつもりがなくても、知らないうちにしてるんだよ」 「…そんな」 「そんな格好して、スカートの中どうなってるのか、ちゃんと見せてよ」 多分、言う事を聞くまで許しては貰えない。 俺はおずおずと、震える手で握っていたスカートを持ち上げた。 舐めるように、良次の視線が滑る。 「完勃ちして、パンツ、濡れちゃってるな。シミになってる…」 「ふっ…、ふっ…」 目の端から涙が溢れた。 あまりの羞恥に眩暈がする。 「パンツ脱いで」 「りょ、もうほんとに…許し…て」 「別にパンツ脱ぐ位なんでもないでしょ?どうせ、先走りで濡れてんだし、スカートなのにトランクス履いて勃起したチンポでシミ作ってる方が恥ずかしいだろ」 「…っ、」 どちらが恥ずかしいかなんて、分からない。 どちらも恥ずかしい様な気がする。 「仕方ないな…、ほら、そこの机に手ついて」 「あ…、良次…!」 手際よく、パンツを脱がされて、勢いよく起立したモノが飛び出してくる。 「あ~ぁ、パンツもぐちょぐちょ…」 「うっ、ううっ…」 「こんな格好して、こんなに興奮するなら、家ではいつも女の子の格好させようか」 「…やだ、嫌…、うっ…ふっ…」 あまりの恥ずかしさに嗚咽を漏らして泣く俺を見て、良次が舌舐めずりをした。

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