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《34》*
「ほら、ちゃんと見て…」
「や…」
「あぁ…、利久………。これじゃ変態だね…」
顎に手を掛けられ、鏡の方を無理矢理向かされる。
鏡の中には、良次の腕の中で、乱れたセーラー服を身に纏って、大きく脚を開かされた自分が頬を上気させていた。
スカートの中には、下着を着けていない下半身が隆起し脈打っている。
良次が言う通り、これじゃあ変質者そのものだ。
たまらなく恥ずかしいのに、こんな状況は自分が望んだ事じゃないのに、下半身は萎えるどころか、更にズキズキと痛みを伴う程反応している。
「良次…、やだ…やっ…!?」
ぬるりとした感触が後ろの入口の襞を撫でて、体が跳ねる。
くちゅりと濡れた音が響いた。
「いっ…あ…ぁ…っ…」
いきなり、濡れた指が後ろの孔から差し入れられる。
信じられない思いで鏡の中の良次を見れば、あまりにぎらついた眼と目が合って、思わず身震いしてしまった。
酷く興奮した顔の良次を見て、興奮している自分がいる。
痛いくらいに張り詰めている前には触れず、良次の指は派手な水音を立てて、後ろを指で犯す。
「携帯用のローション持ってて良かったわ」
「りょ…、じの、変態…っ!」
そんな物を学校に持ってくるなんて、どうかしてる。
だけど、俺の言葉に良次が舌舐めずりして俺の耳朶に口付けた。
「その変態に襲われてチンポから先走りだらだら垂らしてるお前だって、同じだろ?」
「ひ…ん…っ」
あまりの羞恥に目を見開いた俺に、満足そうに鏡の中の良次が笑った。
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