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第18話 【R18】

side凪 ベッドの下に必要な物がある、と拓己が言った言葉通り、それらはベッド下の紙箱の中にあった。 (用意してたんだ) 「どうして欲しい?」 「…!」 拓己の顔が羞恥で真っ赤になった。 「……」 「言えないの?」 無防備な窪みをするりと撫でる。 「!…んっ…」 「ここ?…どうして欲しい?」 「…ゆ…指でくちゅくちゅして…」 真っ赤な顔をした拓己が消え入りそうな声を出し、僕を見あげる。 ずくん、と僕の中の雄が頭を持ち上げる。 仰向けのまま膝を立たせ、ローションを手に取り窪みに塗りつけた。 くぷっ ゆびを一本入れた。 拓己は身体を強ばらせている。 指先をくにくにと動かす。 顎が上がり、白い喉が震えている。 感じている…。 「あ…ぁ…」 ピタッと動きを止め、指を奥まで入れ、撫でる。 「んんっ!」 抜き差しすると、拓己は指の動きにあわせて はっはっと呼吸しだした。 指を増やしていく。声が切なくなってきた。 「…はっあ…んっ…ううん…」 拓己は頭を振り、快感に悶えていた。 色っぽい声に喉が鳴る。 膝を開き、拓己自身の先っぽをぺろっと舐めそのまま咥えた。 「ああん、だめぇ…」 手で頭を押してくる。 舐めて吸って、頭を上下させる。 「んあ…ああ…やぁ…」 押していた手が僕の髪を緩く掴む。 んんっ、と言って拓己は僕の口のなかに果てた。

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