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第78話 【R18】

side凪 晴くんの涙は少ししょっぱかったけど、俺には砂糖のように甘い味のように思えた。 もっとキスしたい。 止められなくなる…けど、したい。 欲求を押さえられず晴くんを抱え込みキスをする。 晴くんは抵抗もせずに俺のキスを受け入れてくれた。 「はる…」 耳許で囁き、甘噛みする。 なぎ……あ…んっ、という晴くんの声が合図となって俺は晴くんの体を愛撫し始めた。 耳の後ろを舐め、白くほっそりとした首に歯を当てる。 跡が付かない程度に噛むと、恥ずかしいのかベッドに俯せになってしまった。 まだ始めたばかりなのに…耳も首も上気してピンク色だ。 腰を上げてのし掛かるようにして手を前に回し、晴くんのパジャマのボタンを外した。 布を取り去り背中に口付けを落とす。 ひとつ、ふたつ、、薄く色づいた背中に濃い色の花びらが散る。 …綺麗だ。 晴くんの体に馬乗りになり、自分もシャツを脱ぎ捨てた。 「俺を見て、はる…」 体の向きを変えて俺に視線を向ける晴くんを見下ろす。 二人、上半身裸で抱き合った。 「凪、なぎ…僕は許されるのかな」 「晴くんは悪いことしてないだろ」 「…でも…」 晴くんが気にしているのは…アイツとの事だろう。 …でも、それは俺も同じ。 「俺が許す」 「凪…」 「…許すから…俺も許して欲しい」 俺と晴くん…二人で堕ちていこう。 「凪と一緒なら、いい…」 今までの分を取り戻すようにキスをする。 晴くんが俺のキスに応えて舌を絡める。 「はる…可愛い…」 胸に舌を這わせ指で先端を刺激した。 「あっ、はあっ」 晴くんの中心が昂っている。 ズボンに手を掛けて引き下ろすと先から溢れる密が下着を濡らしていた。 その脹らみを掌で優しく撫でた。 「や…やだぁ…」 「ここは気持ちイイって言ってるよ」 下着をずらすとふるんと、飛び出してきた。 舌で蜜を舐めとりキスする。 「そんな所…ダメぇ…」 晴くんは上半身を上げて引き剥がそうと俺の髪を引っ張った。

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