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第7話 【R18】『直×拓編』

side拓己 凪がオレの事を拒絶しないでいてくれた。 嬉しい…今度はそっとキスをした。 凪の上唇を甘噛みしてから舌で舐め… そのまま口腔を舌で辿って…凪の舌と絡めた。 もっと、もっと…。 夢中でキスをしていたらいつの間にか凪の首に手を回していた。 オレは酷く興奮していたが、多分、凪も同じだった。 ベッドに押し倒されると上目で凪を捉え、誘うようにシャツのボタンを外し、胸を開いた。 官能の色に染まった凪の視線が、刺さるほど痛い。 耐えられず目を瞑ると乳首にキスしてきた。 「っん…」 変な感じがする…。 そのまま舐めたり吸ったりされるとぞわぞわして声が上擦る。 「はぁっ…ん…」 女みたいな声がでて…気持ち悪い。 手の甲で口を押さえだが抑えられる自信はなかった。 (あ…だめ…我慢出来ない…) 「ああ!あんっ」 甘噛みされて声をあげてしまった。 凪は何かのスイッチが入ったようにオレを見下ろしネクタイに指をかけていた。 そしてシャツを乱暴に脱ぎ捨て、オレのズボンに手をかけた。 あっ!と声をあげる間もなく下着ごとズボンを引き抜かれ、自分の急所が目前に晒された。 恥ずかしい…なのに感じてしまう。 凪はオレの体に指を這わせ期待でオレのモノはふるりと頭をもたげていた。

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