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第12話 【R18】『直×拓編』

side拓己 快感が波のように押し寄せて体が硬直する。 脚を高く持ち上げられ、上から容赦なく攻められて…視界が白く弾けた…。 凪の体の熱で意識がハッキリとしてきた…。 手が痺れる…どうもオレにのし掛かっている凪の腕をずっと強く掴んでいたらしい。 「俯せになって」 怠い体を無理に動かして膝立ちになった。 「ああ…ん…」 後ろから挿れられ、耳朶を食まれて既に敏感になっている体は甘く悲鳴をあげた。 「あんっ、やぁ……」 背中かがしなり、顎があがる。 …凪は動かない。 背中を舐められて快感の端を見つけると、逃がさないように自分から動いて快感を拾う。 「ふうっ…ん…ああ、だめぇ…」 背中を噛まれ、むねを摘ままれ、もう我慢出来ない…。 「…お…お願い…」 「…なに?」 「早く…」 …なぎの…いじわる… 「…う…動いて…よぉ…」 「うん…」 凪がゆっくりと動きだした。 だんだん強く、だんだん早く… それに合わせるように息が溢れる。 視界にチカチカと星が光り、そこでオレの意識は遠くなった。

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