side直樹 真っ赤になった晴くんを拐ってきて、俺の部屋で晴くんをベッドに押し倒した。 こんなけなげな人に辛い想いをさせるなんて…。 俺なら…大切にするのに…。 身体中に唇を這わせ服を取り去った。 晴くんは俺にされるがまま感じている。 「あ、やだ…」 涙目で白い喉を見せつけるように背中を反らす。 「やだ、じゃない。いい、だろ」 晴くんに覆い被さって突き上げる。 同時に胸を舐めて責めると晴くんが中から俺に応えてくれる。 「あ、あぁ…前も触って…」 「これでイッてみてよ？」 晴くんはまだ中だけでイったことがない。 「…無理だから…お願い…」 晴くんを焦らして、そのおねだり顔を堪能する。 …でも…。 「ふふっ、可愛いね」 胸の先を爪で弾く…。 「あんっ」 …胸を弄られるの好きだよね？ 「ごめんね。意地悪して」 ちょっと不満そうな晴くんの棹に手を伸ばしてゆるゆると扱いた。 「ん…あっ…」 気持ち良さそう…でももうちょっと俺を楽しませて。 「…？」 手を離すと切なそうな顔で俺を見つめる。 「自分でドーゾ」 そう言うと晴くんは顔どころか身体中を真っ赤にした。 でも…イきたくて堪らないのだろう…自分で扱きだした。 ああ、この自分のモノを自分で扱く気持ちよくて恥ずかしくて堪らない顔が見たかったんだ。 「ん…ふっ」 晴くんが夢中になって快感を追っている…。 体の熱がさらに上がり、その姿に自分が思った以上に興奮しているのがわかる。 俺は上唇を舐めた。 腰を打ち解けるスピードを上げると、快感で涙を溢す晴くんから白濁が放たれ、それに続いて俺も晴くんの中でイった。