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第41話 【R18】『直×拓編』

side直樹 「な…おき…も…あぁ…!」 十分過ぎる位に指で窪みを慣らしている。 「も…ぐちゅぐちゅ…ゃあ…」 体を起こしたまま対面で抱えるようにして腿に拓己を乗せていた。 「…ぃや…あぁん…は…やくぅ…」 拓己は肩口に顔を埋め、喘いでいる。 わざと焦らしている訳でなく、拓己にケガをさせたくないからだ。 「ん…もうちょっと…」 「…あ!ダメ…そ…こ…やぁぁ…」 なるべく避けていた拓己のイイトコロを指が触り、体が跳ねる。 「…うっ…っ…」 意地悪したかったんじゃないけど…泣かせちゃったかな。 「待たせてゴメン…挿れるよ…」 拓己をベッドに押し倒し見下ろす。 瞳は潤んで…いや…涙が溢れている。 枕に散る髪を撫でつけてから、腰を掴みゆっくりと拓己の中に侵入した。 「あ…ぁ…ん…入って……」 「大丈夫?」 拓己は顎を上げ、口をはくはくさせている。 「…ん…きもちぃ…」 そうっと動きだしただけで拓己の目から涙がぽろぽろ流れ落ち、枕をぎゅっと掴んでいる。 ゆっくり引いてから奥まで突き入れると拓己の声が一段と大きくなる。 「あっ…ああん…ぃやあぁ…」 「…嫌?…どこがいいか教えて…?」 「…ちがぅ…んっ…ぃいっ…」 気持ちよさに拓己の体が揺れる。 蕩けてきた表情が可愛いくて角度を変えながら何度も拓己を突き上げた。 「…な…なおきぃ…んっ…にゃ…ぉき…ぃ…」 熱に浮かされた子供のように俺の名を呼ぶ。 「…も…らめ…あぁん!」 白濁を撒き散らして拓己がイき、俺も遅れて熱い欲望を吐き出した。

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