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ドラッグセックス⑤
ズブッと、お尻の穴に触手が刺さる。
もう薬神に開発された俺のお尻は、それを受け入れる。
腰を振り、もっと奥へと誘う。
俺の好きな場所。
そこに来て。
俺は目を閉じ、集中する。
――ああ、薬神のちんぽぉ。
ちんぽみたい。
ああ、もっと。
突いて。
突いて。突いて。突いて!
乱暴にして。
壊して。
そしたら、もっと気持ち良いことになるんでしょ?
もっと。
もっともっと!
「あぁん」
嫌だった気持ちなんてない。
これが夢なら覚めないで良い。
こんな気持ち良い夢、覚めないで。
そう思っていると、急に快楽の波が来る。
「ひゃっ」
衝撃で、俺は啼く。
「ぃやあっ! ぁんっ」
これで、突かれて、突かれて、そして――
次は?
と思うと、中から何か液体が注がれる。
熱い、熱い何か。
それは精子のよう。
目を開き、下にいる薬神を見る。
「ぁ、な、な……にっ」
「その触手には、どんな相手もメスにする能力があってな。今、お前に注がれた液は、お前のナカをメスにする準備のためのもの」
「や、やだ、あ! お、俺はオトコなのぉ」
でも、変えられることに、俺はドキドキしている。
俺が俺でなくなっていく。
それが、気持ち良い。
五本の触手に繋がった状態で、俺は薬神の前に移動させられる。
薬神は、俺の頬を撫で、ニヤリと言う。
「お前のような、願いをため続け、一つ叶えたら、どんどんと欲が深くなる若い人間の男を探しておった」
「ぇ?」
「儂の今の体は、そろそろ終わる。その代わりの体が欲しかった」
「はぁ……、はぁ……っ、ぁんっ」
「望。お前が儂になるのだ。そうすれば、お前は家族に会える。ライバルに勝てる。何もかも手にすることができる」
「かぞ……く? らいば……る?」
なんだ、それ。
そんなことより。
そんな、よくわからないことより。
「薬神……、薬神のちんぽ、ほしぃ」
「触手じゃ足りんのか」
「薬神のが……ほしぃ。それ以外……いらなあい。しらなあい」
ふふふ。
もっと、くれるでしょ?
もっと。
そう思うと、俺のお尻に刺さる触手が、俺のナカに、何かを吐き出す。
まるで、それは卵のよう。
ゆっくり抜けるちんぽ触手。
その後、少し力を入れると、お尻から、少し大きな卵が出てきた。
「や、な、に」
その卵は、床に落ちると、割れ。
中から、いぼのある触手が出てきた。
にゅるにゅる動く、そのいぼ触手は、俺の足を拘束する触手を伝い、俺のお尻に侵入し、動き回る。
いぼが気持ち良くて、俺は言葉にならない言葉を叫んだ。
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