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愛~対等。
ウェリーの強い願いを聞き入れてくれた彼の陰茎は赤黒く変色している。狂わすほどの引力を感じている筈なのに、それでもウェリーを思いやるゼフィールが愛おしい。
「酷くしてしまいそうだ」
「ゼフィール、平気。貴方なら、酷く抱いていいからっ!」
「今度こそ孕ませてしまいそうだ」
「あっ、っひ、あああっ!!」
深い抽挿を繰り返される。
ウェリーを貫く行為には終わりが見えない。
その日、ウェリーは声が嗄れるまで声を上げ、ゼフィールを惑わし続けた。
「すまない、無理をさせた」
謝る彼は本当に威厳に満ち溢れる、ゼフィール・アラベスタだろうか。
「乱れる君が可愛くてつい、自我を忘れて抱いてしまう……」
「ぼくなら平気です。それでゼフィールのお心が晴れるなら……」
「こら! その言い方はやめなさい。いいかい? 君は奴隷ではない。きちんと心を持った人間なんだ」
「ゼフィール……」
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