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第224話

ピクンと震える星のモノを擦り上げつつ、後ろはゆっくりと指で解していくと、星は再び俺のシャツを噛み、泣きながら漏れる声を押し殺していた。 「んんッ、ンぅ…ぁ」 片手でゴムを被せた星のモノをゆるゆると刺激しながら、人差し指を星のナカにゆっくりと入れていく。少しずつ出し入れしていき、星が息を吐くのを見計らって指の本数を増やして。 「あぅ…ん、っ」 ソコが充分に解れてきたことを確認し、俺は星の反応を楽しみながらも手を止めず、星のイイトコロを掠めながら、一気に指の根本まで押し込んでやった。 「ひゃぁ…アッ、やぁっ!!」 抑えきれない声と共に、ゴムの中にジュワッと白濁が溜まっていく。漏れる声をシャツと手で塞ぎながら、カクカクと震える星のカラダ。 「はぁ…やっ、だめぇ…もぅ」 しかしながら、止まらない俺からの緩やかな刺激に、星は泣きながら声を上げてしまった。 「星、静かに。ほら……声、我慢しねぇーと下の二人に聞こえんぞ」 「っ…ん、うッ…ぐすっ……」 星は俺が与える刺激に耐え切れず、俺のシャツに顔を埋め、ぐすんと鼻をすすり小さく唸ると本格的に泣き始めてしまった。 ……あー、こりゃイジメすぎたな。 けど、煽りまくってきたのはコイツだから。 腹ペコの狼に自ら喰われにきた、仔羊が悪い。という口実は表向きで、裏の俺の顔は口角を上げ楽しげに笑う。 一度イった星のモノをそのまま扱きながら、ローションで滑りが良くなり、ひくひくと収縮するソコに、三本目の指を入れて前立腺を擦り上げるように刺激してやっていたから。 「ひゃぁっ…あぁっ…しらっ、ぃ、も、オレッ…ムリぃっ!!」 星はそう言って、俺のシャツをぐしゃぐしゃに濡らしながら涙を流して首を振り、ピュルっと白濁をゴムの中に飛ばす。 「ムリって、星……誘ってきたのはお前だろ、だから覚悟しとけっつったのに」 俺はそう伝えると、星のナカに埋めた指を引き抜き被せたゴムを外してやった。肩で息をし、くたんと力が抜けた星は、泣きじゃくった真っ赤な瞳で俺を睨んで唇を噛む。 「お前、すげぇーイイ顔してる」 「そんなわけ、なっ…んっ、ぁ…はぁっ…」 俺の望み通りに泣きながら乱れてくれた、可愛い星の頭を撫でて抱きしめてやる。すると、星は安心したのか、俺の言葉を否定しつつも縋るように抱きついてきて。 「白石さん…オレ、白石さんにも、気持ちよくなって、ほしい」 「星……けど、お前もう限界だろ」 「でもっ、一緒がいい…から、シたい」 最後の最後まで煽ってくる小悪魔に、俺はもう敵わない。 「俺のカラダ、好きに噛んでいいから……声、抑えとけよ」 理性を保ち、そう言ってやるのが限界で。 俺の言葉に小さくコクリと頷いてくれた星に、もう一度キスを落として……その後の俺たちが繋がったことは、言うまでもない事実だった。

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