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あいしてる
パン パン パン パン
バチュ ブチュ ズチュ
栓をしてただけで動かなかった男は急激に運動を開始した。一度吐いたにも関わらずペニスは萎えることなく硬さを保ちユウトの内壁を擦 る。カリ首がユウトの前立腺に触れるたびに、ユウトは叫ぶ。
「あ゛あ゛あ゛、そこぉ! いい゛よ゛ぉぉぉ!」
「ここは、ユウトくんの気持ちいいところなんだね、いっぱい突いてあげる」
「ついてぇ! もっと、もっとぉ! あああん! はあ゛ん!」
バチュンッ パァンッ
強く打ち付け、ぬるぬると引いていく。ずるずると内壁をペニスが擦れるとユウトは「あ゛あ〜」とだらしない呻 きをあげて悦 ぶ。
「ひぐぅ! ま、た、イっちゃうう〜!」
「ははは、気持ちいいからってそんなに締めないで…もっとオマンコ開かないと、僕が動きづらい、だろっ!」
パアンッ
「い゛ぐゔぅぅぅ!」
しかしペニスをきつく拘束されていて吐精することは叶わない。喉仏を反らせて無機質な天井を見上げながら声を出して酸素を取り込むくらいしかユウトにはできない。
「ひぃ……も、むり、だってばぁ…」
「まだまだ、僕の想いはこんなものじゃ収まらない……それに、僕の仕上げがまだだよ」
「し、あ…げ?」
口端から唾液がダラダラ、ダラダラ流れ出る。だらしなく蕩 けきった表情、瞳は更なる快楽を欲している。
「ユウトくん、お口が寂しいのかい?」
男は不気味に優しく問いながら、ユウトの口に親指を突っ込んだ。
「ひゃみひい…」
ユウトは素直に答えた。
「まだまだ…いっぱいいっぱい我慢したら、もっともっと気持ちいいものをあげるから」
「やあらぁ…ほひい…っん」
こんな仕草、本能なのかもしれない。
ユウトは口に突っ込まれている指にフェラチオをする。
イヤらしく舌を使って、誘う、男を誘う。
「ああ、たまらない…もう少し、もうちょっとだよ…」
男はなだめるようにユウトの赤い髪を撫でた。するとユウトは体を痙攣させナカもキュウキュウに締まる。
「最後のお薬を混ぜてないのに…髪の先の神経まで敏感になっちゃったんだね…かわいそうに」
「はあ、はあ…」
ユウトの絶頂だった。男も思わず達しそうになった。だがこらえた。
「可愛いユウトくん、かわいそうなユウトくん」
「かわ、い…そ…じゃない……」
崩壊に支配された脳の片隅でユウトの気持ちが叫んでいる。
(俺は、ノブトの為に生きてる、強くて、誰よりも強くて、ノブトを…)
「ノブ、ト…を………あい、し…て…」
そんなユウトの気持ちをノブトはあざ笑う。
「僕も愛してるよユウト…愛してるよ、ずっと……だから、僕の為に堕ちてね」
ノブトが笑って呟いた刹那、男は自身の腕にユウトに刺したものと全く同じものを刺して。
「ユウトくん、ユウトくんユウトくんユウトくんユウトくんユウトくんユウトくんユウトくんユウトくん!」
男も狂った。
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