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第16話

やっとの思いで体育教官室に辿り着いた正明。 「し…失礼します…」 そこは職員用の机とイスが2つ、応接用らしいソファがひとつある部屋だった。 「正明くん、授業は無事出来ましたか?」 善久はイスに座っていたが、正明が来ると立ち上がり、窓のブラインドを閉め、ドアに鍵をかける。 「で…できました。だからお願いします…っ…早く取ってください…っ…!!」 正明は善久に跪き、懇願した。 「そんな可愛い顔、私以外に見せていませんよね?」 大きな瞳を潤ませ、頬を染めている正明に、善久は興奮を隠せない。 「あぅ……っ…!!」 もっと可愛い表情が見たくて、ポケットに忍ばせていたリモコンのスイッチを押す善久。 体内で動き始めたモノに、正明は大きく身体を震わせてしまう。 (あぁっ…中でビリビリしてるの…気持ちいい…っ…!!) 倒れそうになっていると、正明は善久に身体を支えられ、顔を善久の下半身に押しつけられる。 そこはジャージ越しでも分かるほど堅く勃起していた。 (ヨシさんの…すごく熱くて堅くなってる…っ…!!) 正明が涼しげな表情とは裏腹のソコにドキドキしていると、善久はジャージのズボンを下ろし、正明の口に昂っている自らを押し込んだ。 「んん…ぐ…うっ……!!」 「正明くん、あまり大声出さないで下さいね…」 善久はそう言って正明の頭を撫でながら腰を動かす。 (はぁ…っ…このまま出ちゃいそぉ…っ…) 善久に口を犯されながら、正明はスーツを着たまま絶頂を迎えてしまっていた。 同時に、善久も正明の口内で射精する。 「正明くんの口の中、すごく良かったです。そのまま飲んでくれますか?」 そう話す善久は息が少しだけ荒くなっていた。 「ん…っ…」 善久に言われ、正明は大量に吐き出されたモノをゆっくりと飲み干していく。 「全部飲んでくれたんですね、正明くん。これから部活ですから、続きは夜にします。私も明日の準備で学校に残っていますから、終わり次第一緒に帰りましょう。…そうでした、君の中のモノ、取る約束でしたね…」 身なりを整えた善久は、放心状態になっている正明のスーツのズボンと下着を脱がしていた。 そこは正明の射精によってぐっしょりと濡れていた。 「や…ぁ…っ、見ないでくださいっ…!!」 「…こんなに出すなんて、気持ち良かったんですか?…」 善久に耳元で囁かれ、正明は恥ずかしさでいっぱいになる。 「私のを咥えながらイってしまっていたなんて、興奮します…」 「あ…んっ…!!」 善久はスイッチを切ると、正明を抱き締めながら体内に入っていたローターを取り出す。 抜かれた瞬間、正明は身体を震わせてしまっていた。 異物感はなくなったものの、それが何故か物足りなさを感じさせた。 「…すごく濡れてますね、コレ…」 善久は嬉しそうに正明の愛液がついたローターを見せてくる。 「うう…っ…そんなの見せないでください…っ…」 正明は恥ずかしさで俯いた。 「今夜が楽しみです。正明くん、こんなオモチャよりずっと良くしてあげますからね…」 ローターをウエットティッシュで拭いてジャージのポケットにしまうと、善久は笑みを浮かべながら言った。 「そういえば下着、そのままで大丈夫ですか?」 「はい…今日からお世話になるので替えの下着持ってきてました…」 「汚してしまった下着は後で私の家で洗い、スーツは水洗いしてからクリーニングに出しましょう。それまでは少し我慢して下さい」 善久は正明の頭を撫でながら優しくキスしてくれる。 「ありがとうございます、じゃあ僕、部活に行きますね。終わり次第連絡します」 正明はそう言って、体育教官室を後にした。

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