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第1話〜出会い〜
「ほぇ…??」
睦月の顔がとっても近い
やっぱりかっこいい//
「大丈夫??」
「うぇ??」
いま、どうゆう状況か確認しよう!
んん?おれ学校案内してて、階段落ちて、睦月に助けられて…!?
抱きしめられてる!?
「あ、ちょっ!抱きしめっ」
腰ぎゅってしないで…
「ん?大丈夫?」
腰優しくなでなでされるの気持ちぃ
「大丈夫です…」
どうしよ!でぶとかと思われたかな!!
最近太ったし…
あわあわしているあいだに体は離されていた。
もうちょっと抱きしめて欲しかった…とか思ってないからな!!
「つぎ、行こっか?」
「はい!」
「なんで敬語?」
笑われた…しょっく。
「3階は3年の教室があって、クラスは真上!」
「…真上…じゃ、3年A組は1年A組の真上ってことかな?」
「そそ!全クラスそうだよ!」
おれの説明でわかってくれたのは旬多と睦月だけだ、そんなにわかりずらいかな??
「ふふっ、わかった」
笑ってる…かっこいい
「あとは、奥に自習室と図書室があるけど、誰も使ってないと思う」
「そうなの?」
「怖い噂がいっぱいあるから…」
図書室と自習室から女の人の声が聞こえるとか、本が勝手に落ちたとか、窓が閉まってるのに勝手にカーテンが動くとかいろいろある
「そうなんだ、じゃ今度いってみよっか?」
にこっ
そ、そんな王子様スマイルで誘っても行かないからな!!
「行かない!!」
「怖いの?」
「ち、ちがうよ!!」
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