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第5話

翌日 ドンドンッ!! ピンポンピンポン!! 早朝にも関わらず繰り返し鳴る音に恐る恐るほしちゃんが応対しにいった 「どちら様ですか?」 「ここに深更 栗花落がいるだろう?」 この声を聞いて一気に俺は体温を失ったみたいに冷えていき震えた…こんなに早くになるなんて… 変なこと言われる前にいかなきゃ。転がり出るように服を乱暴に着て声の主の元へ向かった 「…はなちゃん?」 突然のことにほしちゃんが驚きながら俺の名を呼んだ 「…もう…お別れみたい…。ほしちゃん今までありがとう。君と一緒にいられて幸せだったよ。さよなら」 もっと…一緒にいたかった…できればずっとずっと彼の隣にいたかった…この人の暖かい腕の中にいたかった…ほしちゃん…ほしちゃん…大好き…愛してた…でも…もう…お別れ…さよなら… 「はなちゃん!!」 ほしちゃんが俺に手を伸ばすよりも先に扉を開けた。直ぐに抱きすくめられた長い腕に身を委ねるしかなかった 「栗花落…会いたかった」 「うちの栗花落が大変お世話になりました。後日お礼に伺います 「え?」 「さぁ。行こう」 大人しく付き従う俺をほしちゃんはどう思うかな?怖くて顔も見れないまま立ち去った。 「栗花落…どうして逃げ出したの?お前は俺がいないと生きていけないのに…こんな印をこんなとこにつけて…」 首筋を彩るほしちゃんがつけてくれた所有印を苦々しげに見てその上に歯を立て上書きされた 「お前は俺のだ…愛してるんだ…」 「はい…ご主人様…」 いつもの部屋と違う俺の嫌いな場所へ連れていかれた…お仕置きだと言って 部屋に入ったらすぐに生まれたままの姿にされて嫌いな椅子に拘束された。 絶えず与えられる快楽に直ぐに落ちた俺を嬉しそうに主人は見つめていた

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