15 / 18
第4話
その日から俺は栗花落を鎖で繋ぎ部屋の窓ははめ殺しのものに変え部屋の外から鍵をかけた。
そして毎日のように栗花落を乱暴に抱き調教していった。
俺無しでは生きられない体になってしまえばいい…
そうすることでしか彼を繋ぎ止める術が思い付かなかった…他のやつにも抱かせていたのはやはり俺の方がいいと思って欲しかったから
それから数年…そんな生活をさせていたある日のこと…
俺が仕事で家を空けたとき栗花落は部屋から…屋敷から逃げ出してしまった…
その時初めて栗花落がそれだけこの生活をいやがっていたのだと知った
必死で探すが見つからなかった…
そんなとき直哉が見つけてくれた
たまたま近所の店で見かけたらしい…それから直ぐに迎えに行きお仕置きをしまた従順な人形にした…
「…直哉…」
「…なに?」
「俺は…栗花落を…愛してる…」
「知ってる。けどやり方間違えた。言わなかった俺も悪いけど栗花落さまはもう…お前を前みたいに見ることはないそれが現実だ」
「…わかっている…」
そして…数年がたち…
ともだちにシェアしよう!