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天気雨

ぎょっとして壮史を振り返ると、冗談ではないという顔をしていたのでさらに驚く。 「和希に触りたい。 全身触って、 全身舐めたい。 今やったら和希絶対メロメロなるだろ。 挿れたまま何回も…」 「わあーーーー!やめろ言うな!」 身体中を赤くした和希が壮史の胸を押しながら止めた。 「仲良しねぇ」 嬉し楽しそうな声がして2人はギシギシと音がするように首をゆっくりと声の主に向けた。 「「う、わぁー!!」」 2人があわあわと離れるのをニコニコ笑いながら麻衣が見ていた。 そこに麻衣の電話が着信を告げる。 「はーい、うんうん、うん、それはもういいから、今から迎えにきて? はいはーい、じゃあね」 電話を切ると麻衣は2人に向き直り、ニコッと笑うと言った。 「2人がいちゃいちゃするの見てたら私もパパといちゃいちゃしたくなっちゃったから帰るね」 笑顔の麻衣を2人は開いた口を閉じるのも忘れて見上げた…

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