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誕生日のユウウツ
脱衣場で服を脱ぎ全裸になった壮史は和希の服に手を伸ばす。
「ちょ、っと、待てって」
「バンザイ」
言われて手を上げてから、和希は赤くなった。
条件反射とは怖いものだ…
脱がされながら見た壮史のソコはもう反応していて、寝室以外のこんな明るい場所で見せられてしまうと居た堪れない気持ちになる。
和希の服を脱がしてしまうとまた和希の手を引いて風呂に入る。
頭からシャワーをかけてざっと身体を流すと、壮史は和希を持ち上げて湯船に入った。
後ろから和希の身体を抱きしめる。
温かいお湯の中で漸く和希も身体の強張りを解き、壮史に身体を預けた。
洗うと言って聞かない壮史を断固受け入れず、壮史が身体や髪を洗ってしまうと、和希は先に出てろと言った。
なんで?と動かない壮史の胸を押し、
「じゅ、準備するから出てろって」
赤くなって視線を逸らす和希に軽いキスをしてから壮史は素直に風呂場から出ていった。
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