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贅沢なスレ違い
「あ…………壮、んー」
和希は指輪を贈った日から行為の時以前より甘えるようになった。
それが壮史にはかわいくて堪らない。
どこまでも甘やかしたくなってしまうほど。
仕草もそうだが、お強請りも以前より増え、それを見たり聞いたりしたいがために少々無茶をしてしまうこともあった。
和希の顔の横に付いていた壮史の手に和希が擦り寄る。
「そ、う……もう、あー…」
「ん、いいよ、俺もイクっ」
下から突き上げるかのような腰の動きに和希が仰け反る。
和希の喉に軽く噛みつきながら壮史も果てるために動きを激しくした。
「あ、あっ、んんーーー」
和希が全身を震わせながら精液を吐き出す。
壮史も和希の奥深くで達した。
全てを出し切るようにゆっくりと中を擦ると、和希が濡れた目で壮史を見上げる。
「壮、気持ちよかった…」
「ん…」
汗ばんだ和希の前髪を上げ額にキスをする。
壮史はゆっくりと和希の中から出ると避妊具を外しゴミ箱に捨てた。
「ゴム、ありがと…」
赤い顔でそう言った和希を壮史は強く抱きしめた。
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