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お好みのままに、は難しい

「え、俺も?」 「汚したシーツとか見られんの嫌だろ?」 避妊具の箱を開け、繋がっている袋を千切ると枕の辺りに置き、壮史は和希の身体をまたゆっくりと押し倒した。 髪の中に指を入れ撫でながら、壮史は重ねるだけのキスを繰り返した。 焦れた和希が舌を出し壮史の下唇を舐めると急に舌を絡めてくる。 時折吸い込むように強く吸われ和希の腰がもじもじと揺れ始めた。 髪を撫でていた壮史の手が頬を撫で首筋を滑り胸へと降ろされていく。 指の腹で擦られるとそれだけで和希はキスをしながらも喘いだ。 首筋に舌を這わせながら降りていく壮史は不思議なことに痕を残さなかった。 すぐに消えそうな軽い噛み痕だけをあちこちにつけながら胸まで降り、突起に軽く歯を立てた。 「あー…」 和希は壮史の頬に手を伸ばした。 伸ばされた手にキスをしながら壮史が枕元を弄る。 「ゴム、つけとく?」 早いみたいでやだと拗ねた和希にキスをして、壮史は袋を破く。 下着をさっさと脱がせてしまうと避妊具を素早く付けて壮史はニヤリと笑った。 「ちょっとローションで遊んでみる?」 嬉しそうにローションボトルを手にとった。

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