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大爆発の独占欲
シャワーを終えた和希がリビングに戻ってくると壮史はいなかった。
リビングの灯りを消し、寝室のドアをそっと開ける。
横になって携帯をいじっていた壮史が起き上がり携帯をサイドテーブルに置いた。
ベッドの端に座る壮史の膝の上に乗りながら和希は唇を寄せていく。
はむっと食べるように壮史の唇を挟むとすぐに舌で和希の唇が舐められた。
お互いの舌を絡め舐め合いながら和希はさっき着替えたばかりのスェットを脱いでいく。
上半身を全て脱いでしまうと、今度は壮史の服の裾から手を入れ脱がせた。
裸の胸をくっつけるように肌を合わせ回す腕に力を込めた。
「だ、いてほし……ぃ」
壮史が軽く笑った気配がする。
変な言い方だったのだろうか。
和希が内心慌てていると壮史の手がゆるゆると動き始めた。
また唇を重ね、舌を絡めながら、
項から背中、肩甲骨をゆっくりと指が滑り、
尾骨までを撫でられる。
ぞわりと身体が震えると胸の突起が勃ち上がってくるのがわかった。
壮史は漸くキスをやめると和希の首筋に舌を移す。
舐めながら時折噛み付き、噛み付きながら強く吸って痕を残す。
それを繰り返しながら服を全て脱がせベッドに和希を寝かせた。
胸の突起をペロリと舐めてからその周辺にも痕を残し噛み付きまた舐める。
途中和希をうつ伏せにし、背中や臀部、脚にも同じように、
まるで和希を焦らし泣かせるのが目的のように舐めては噛み付き、痕を残す。
また仰向けに戻され、鼠径部や内腿にも同じ愛撫をされた和希は震えながらあっけなく精液を吐き出したが、
壮史の愛撫は続けられ、和希は声を抑えることも忘れ喘いだ。
そうして和希の身体中に歯型と赤い痕が散らされた。
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