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大爆発の独占欲
長い長い蕩けるような愛撫を受け、和希はぐったりと身体を投げ出している。
その様子は切なげで儚げで同じくらい妖艶で、
壮史は爆発してしまいそうな欲情をどうにか堪えながらサイドテーブルの引き出しに手を伸ばした。
ローションボトルと避妊具を出すと、和希が四つん這いになり腰を高く上げる。
「さっき、準備した、から、壮………すぐ欲しい」
感じすぎた身体を支えるのがつらいのか、ベッドのシーツに顔をつけ、
身体の下から伸ばした手でひくつく孔を広げて見せた。
ふーと息を吐くと、壮史はローションボトルを開け、和希の指に垂らす。
「…………自分で開ける?」
欲情しきった低く甘い壮史の声に和希の腰がふるっと揺れる。
ゆっくりと和希の指が孔に入り、入れられた二本の指が孔を広げるように開かれると、
壮史は息を飲み、
開かれた孔の中にローションをぶちゅりと流し込んだ。
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