「あっ、やあっ、冷たいっ」 和希の指が抜かれ、代わりに火傷しそうなほど熱いものが入り口に当てがわれる。 「あっ！壮……」 いつもより早急な壮史が中をこじ開けるように挿ってくる。 壮史の下生えが当たるのを僅かに感じると、壮史がぐっとさらに腰を押し付けた。 「か、ずき、ごめんっ」 和希の腰を掴んでいた手の力が強くなったと思った次の瞬間、和希の中の性器がぶるっと大きく震えて跳ねた。 どくっどくっと出される精液が熱くて、和希は思わず身体を捻った。 「ごめん、我慢出来なかった」 和希の身体を後ろから抱き締め壮史が言う。 背中に軽いキスを落としながら胸の突起を手のひらで擦る。 途端に和希の中が蠢きながら吸い付くように締めてくる。 あまり萎えていなかった壮史の性器は途端に硬さを取り戻し、和希の中を擦り始めた。 「ん…………、あっ」 「和希、もっと声聞かせて…」 和希が首を振ると壮史は和希の身体を横向きに倒し、 下になった片脚を挟むように跨ぎ、もう片方の脚を持ち上げながら腰を振り始めた。 「あ、あ、んっ、壮、ダメ、これっ」 「いいとこに当たる？」 こくこくと頷く和希を見て、壮史はさらに深く抉るように角度を変えながら突いていく。 「あ、やっあ、壮っ」 「ん…」 「んんっ、壮、あっ、壮も、んっ！」 わかったと答える代わりに壮史は持ち上げていた脚を肩に乗せるようにしてからさらに深く奥まで届くように腰をぶつける。 「あ、イクっ、壮…」 和希が首を仰け反らせながら精液を吐き出す。 連動して和希の中も収縮を激しく繰り返しながら吸い付き、 壮史も腰を密着させたまま和希の中に精液を吐き出した。