187 / 412

大爆発の独占欲

二人の荒い呼吸だけが寝室に響く。 壮史がゆっくりと腰を引き和希の中から出ると、 パクパクと収縮を繰り返す孔からどろりと精液が流れた。 壮史が拭き取るためにティッシュに手を伸ばしかけ、ぴたりと動きを止めた。 和希が自分の指を孔の中に入れるのを見たからだ。 「………和希?」 和希は濡れた虚ろな目で壮史を見上げる。 「壮史の熱いの、まだ中に……」 壮史は和希を仰向けにさせると顔中にキスを落とす。 「こやって中に出してもらえるの、俺だけでしょ?」 和希は壮史の首に腕を回し壮史を引き寄せた。 「俺だけ、だから、……………嬉しい」 壮史の唇が重なる。 舌が生き物のように口の中を動き、飲みきれない唾液が口の横から溢れた。 深いキスをしながら壮史が和希の脚を開かせ、持ち上げる。 そしてそのまま、壮史の性器が奥までずぶりと入れられた。

ともだちにシェアしよう!