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野獣のように

壮史の両手が和希の胸の突起を擦る。 和希も両手で壮史の手を止めようとするが、和希が手に力を入れる度に舌を深く絡められ上顎をなぞられ力が抜ける。 「ん、んぁ、」 「和希………」 「壮、ベッドいこ、んっ」 壮史は答えずに和希の首に唇を当て舐め上げながら強く吸い付く。 「和希…かわいい、もっと声聞かせて」 壮史がしゃがみながら和希の腰にキスをし、スェットのズボンと下着を降ろして床に膝をついた。 勃ち上がり濡れている和希の性器を根本から舐め上げるとそのまま口に含んだ。 和希の身体がぶるっと大きく震えた。 壮史の髪に手を入れ、自分の性器を咥えている壮史を見下ろすと、 いつもとは違う立ち位置に征服感や支配欲みたいなものが和希の中に湧き上がった。 が、壮史の手が臀部に伸ばされ、そんな感情はすぐさま消し去られる。 入り口を指でまるであやすかのように撫でられトントンと押され、中に欲しくてたまらなくなる。 前の刺激に出してしまいたいが、それよりも中に欲しい。 和希は泣きそうになりながら壮史の肩を強く押した。 「壮………指、欲しぃ」 ちゅぽんと咥えられていた性器が出され、壮史は立ち上がるとそのまま和希を担ぎ上げ寝室に向かった。

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